ビリギャルよりビリから慶應を通信で卒業しました!-卒業までの勉強法書いていきます-

高校中退から高卒認定試験を受けて、慶應義塾大学の通信教育課程を卒業しました。 卒業まで5年間において自分が得た、経験や知識をブログに示していきたいと思います。

慶應通信における科目試験の勉強法

慶應通信における科目試験の勉強法

こんにちは。

もう5月ですね。
4月は慶應通信の科目試験がある月ですが、卒業したので試験が無かったです。
本当に久しぶりで、なんか知らないけど若干の罪悪感がありました。
でも、そういうプレッシャーがないのって幸せだなあとも思いました。

今回からは科目試験対策について説明していきます。
みなさんは試験好きですか。
自分は嫌いです。
勉強するのも、本を読むのも好きですが、試験勉強だけは本当に好きになれませんでした。
試験前日にはいつもストレスがMAXになっていました。

でも卒業するためにはやるしかないです。
まあ試験が、勉強をするモチベーションになる人もいると思いますが。

みなさんがつらい思いをするのは、最小限になって欲しいので、ここでは、参考になるようなことを頑張って書きたいと思います。
今回は、まず科目試験の概要について説明して、その後に実際の試験対策の方法について書いていきたいと思います。

1 科目試験の概要

2 試験勉強

⑴過去問の傾向を分析する
⑵テキストを読み込む
⑶過去問、テキスト問題を解く


1 科目試験の概要

慶應通信ではレポートと科目試験を共に合格することによって単位がもらえます。
科目試験は3カ月に1回開催されます。
試験の評価は「S、A、B、C、D」の5段階で、D以外が合格になります。
科目試験は全国の会場で行われます。
どこの会場で受けてもいいので、科目試験ごとに各地方の会場を回って受験して、ついでに観光するという人もいました。
いいアイデアだなと思いました。

試験問題の形式や内容は、科目によって違います。
しかし、多くの問題は、ある事柄について文章をつくり解答する、論述形式の問題になっています。
例えば「Aの役割について説明せよ」「Bの今日的意義について論ぜよ」といった問題です。
上記のような問題に対して、解答を自由に書くといった試験です。
問題については1問が多いですが、2問、3問の場合もあります。
解答の分量ですが、1000文字程度書ければ大丈夫だと思います。
問題が2問ある時は1問あたり500字程度でいいと思います。
何文字で解答せよという指定がある場合もあります。

解答用紙は表面を埋めれば、十分な分量になると思うのですが、たまに怒涛の勢いで裏面まで解答を進める方がいて、少しビビってしまうことがあります。

でも、分量が多ければいいという訳でもないらしく、数行書いて合格だった人もいるみたいです。

科目試験の内容はテキストから出題されます。
テキスト内容を全て把握すれば、解答できるようになっています。
したがって基本的に勉強に使うのはテキストだけで十分です。

科目試験は同じ回で6科目まで受験できます。
したがって複数科目を同時に勉強する場合もあります。
そのような場合には、どの科目を優先的に勉強する必要があるか、どの科目の知識を多く持っているのかなどを考えて対策を練る必要があります。
考慮する内容には次なようなものが考えられます。
・何科目受験するのか
・科目の得手不得手
・難易度
・どの科目が落とせないか
・持ち込み可の科目はあるか
・先に勉強した方がいい科目はあるか
・確実に知識をインプットするタイプか、大体意味をわかっていると答えれるものか
・試験範囲は、特定できそうか

以上のようなことを考慮に入れて試験勉強をどの科目に、どれくらいのウェイトを持ってやるか考えてください。

試験勉強は今までもみなさんがやってきた方法があると思います。
ここで紹介する方法は、自分が慶應通信で勉強してきた中で一番フィットした方法です。
なので、一例としてみてください。
大事なのは自分の型を確立することだと思います。
それを信じてブレずにやることが最も効果的なものになると思います。

試験対策を始める時期ですが、早すぎても、遅すぎても良くないと思います。
1科目あたり7-10日をめどに、科目数をかけてその日数分遡った日から始めるくらいがいいと思います。(例えば、3科目受験なら21-30日前)

2 試験勉強

科目試験対策について説明していきます。
自分の試験対策は

⑴過去問を分析する
⑵テキストを読み込む
⑶過去問・テキスト問題を解く

という順で進めていました。
試験勉強が進んでくると、⑵と⑶を繰り返します。

⑴過去問を分析する

どの試験でも同じと思いますが、慶應通信の科目試験でも大体過去に出た問題と同じような問題が出題される傾向があります。

入学した時に前年度の試験問題が書かれた冊子が配られます。
そこには、1科目あたり4回分の問題が掲載されています。
毎年この試験問題の冊子は配られるので、年々過去問の情報量は蓄積されていきます。
試験対策を始めるにはまず、この過去問の傾向を知っておく必要があります。

はじめに、手元にある過去問を紙に書き写すか、エクセルなどの表ソフトに打ち込むかして一覧表をつくりましょう。

2017-4 Aについて論じてください
2017-7 Bについて説明しなさい
2017-10 、、、、
2018-1 、、、、、

このような表をつくって内容を分析していきます。
この表は、もしエクセルなどでつくっても、プリントアウトして紙にしてください。
その紙をしおりにしてテキストを読むと常に過去問が意識できて一石二鳥なります。

その問題がテキストの何章から出ているのか、どういうタイプの出題形式か、出題回数はどのくらいあるのかなど、気になったことを、過去問の表の端などにメモしていきます。

すると、テキストの中でも全く試験に出ていない章があったり、何回も出題されている事項があったり、出題傾向がある程度掴めてくると思います。
出題傾向ですが、2回連続同じ章から問題が出ない、その年度内の4回の試験でまんべんなくテキストの各章から問題が出ているなどがあります。
したがって、年度の最後にあたる1月の試験ではある程度出題の予想が立てられることになります。

もし、予想して、次の回にはおそらく出ないと考えた範囲などがあれば、その内容に関して勉強時間を少なくできます。
ヤマを張るのはオススメしないですが、勉強のウェイトをどう置くかという点で役に立つと思います。

まず試験勉強を始める前に、過去問を分析して敵を知りましょう。

⑵テキストを読み込む

過去問の傾向が掴めたらテキストを読み込むことから勉強を始めます。
というか試験勉強は基本的にテキストを読む以外にはしないです。

大学に入った頃は、まとめノートをつくったり、いろいろな参考書を読んだりしていましたが、ある方法を知ってから、テキストを読む以外に基本的に試験対策をしていません。

その方法が「7回読み勉強法」というものです。
この勉強法の考案者は、最近テレビでもお見かけするようになりましたが、東京大学出身の弁護士山口真由さんという方です。
この勉強法は、名前の通り、ただ、本を7回読むという方法なのです。
山口さんは、この方法だけで、国家公務員Ⅰ種試験、司法試験に大学在学中に合格し、さらに東大も首席で卒業されているみたいです。
自分も疑心暗鬼で始めたのですが、この7回読みの方法だけで、卒業までに1科目を除いて(これには理由があり後で説明します)全ての試験で一発合格することができました。

この勉強法は7回熟読するのではなく、ざっと流し読みするだけです。
テキスト内容を輪郭から捉えて、最終的にはテキストごと頭に焼き付けるようなイメージです。

この方法は慶應通信の科目試験勉強にとても合っていると思います。

理由は3点あります。

1点目は慶應通信の科目試験は範囲がとても広いからです。
慶應通信の科目試験はその科目のテキストの中から出題されます。
しかし、今回はこの範囲から出ますよといった、指定はありません。
過去問を分析することで、多少範囲を予想することができる時もありますが、基本的にテキスト全体のどこからでるかわかりません。
テキストは、絵や文字などはほとんどなく、文字がビッシリ書いています。
少なくても100ページ以上あり、中には300ページくらいのテキストをもあります。
そのテキスト全体から、基本的に1問だけ試験問題が出されます。
例えば西洋史の試験では、古代から近世くらいまでの西洋の歴史が概説的にテキストに説明されていて、問題は「中世ローマ教会の、、、について説明しなさい」の1問といった感じです。

はじめはえげつないなと思いました。
だって必死にまとめノートとかつくって勉強しても、たまたまその部分だけ覚えてなかったらそれで終わりってことですよ。

でもこの7回読み勉強法を使えば大丈夫です。
7回読みでは、テキストの内容を全てカバーすることができます。
方法の詳細については別に説明したいと思いますが、とりあえずこの方法使えば、どこから出てもまあ大丈夫な状態になります。

2点目は慶應通信の試験問題が論述式であることです。
試験問題の多くは、その内容について、大体1000字くらいで説明、論述する試験です。
したがって、テキストの内容を、その部分だけでなく、前後関係も含めて理解しておかなければなりません。
例えば、歴史の問題で「何年に何があった」ということだけを覚えていても解答できません。
テキスト7回読みでは全体を満遍なく把握できる勉強法なので、そのような心配もなく、解答することができるからです。

3点目は、科目試験に合格するだけなら、完璧に覚える必要はないからです。
慶應通信の科目試験は「S、A、B、C、D」の5段階評価です。
Dでなければ合格です。
もし成績にこだわらないのであれば、最低のCを取ればいいです。
Cならば、その問題に対して勉強をしたことがわかり、ある程度の内容の解答が書けたら合格できると思います。
その事柄のついて大体こんな感じですよという説明ができるレベルの理解があり、文章の書き方さえ間違っていなければ合格できます。
7回読み勉強法は、完璧にマスターできなくても、それを行うだけでテキスト全体をなんとなく把握することはできると思います。
7回読みをすれば、詳細まで覚えていなくても、ある程度の解答は書けます。
したがって、この点でもこの勉強法は、慶應通信のテストにオススメであるといえます。

最後にテキストを読む時の注意点を一つ書きます。
テキストの中には過去に全く出題が無い部分もあります。
そのような部分はおそらくでないですが、全く何もしないのはオススメしません。
せめて7回読むうちの1回目と最後くらいはその部分も読んだ方がいいと思います。
もし、そこが出たら完全にアウトだし、その部分を読んでおけばその前後の事柄の理解に役立つこともあると思います。
7回読み勉強法については別に、もう少し詳しく説明したいと思います。

⑶過去問・テキスト問題を解く

テキストを7回読むだけでは少し不安な人は過去問とテキストにある問題を解いて、自分の理解度確認と本番練習をしてください。

慶應通信のテキストには、その内容に関する問題がいくつか書かれています。
テキストに書いてある問題と過去問を、本番で問題を解くように解答してみます。

もしこの問題練習をやるなら、テキスト読みが5回くらい進んでからすることをオススメします。
理由は早い段階でやっても、解答できないので頭が疲れるだけだし、時間も無駄になるからです。
また5回くらい読んだ後なら、自分の理解度チェックになり、理解が足りない部分が分かるからです。

問題練習の方法を説明します。
メモ用紙でもいいので紙の一番上に問題を書いて、本番と同じように一応時間を決めて解答してください。
終わったら、テキストを使い、自分で採点してみてください。
現状の認識レベルや足りない点が見えてくると思います。
間違えた問題などにはチェックを入れておきます。
問題練習は2-3回くらいやれば十分だと思います。

1問につき30分くらいで練習してください。
本番は60分ですが、見直しの時間や、緊張で問題の理解に手こずることなどを想定すると、30分くらいで解けるようにしておくのがいいと思います。

この問題練習をすることによって、本番の練習にもなるし、自分の理解度のチェックにもなります。

そして、理解度の足りないところに重点を置いてテキストを再度読んでみます。
これをくり返していきます。

自信がある人はテキスト7回読みだけでも大丈夫と思います。
不安がある方や時間に余裕がある方は問題練習との併用をすればいいと思います。

今回は科目試験対策の方法について説明しました。
次回は、少し特殊な科目試験の事例や、科目試験に参加して感じたこと、7回読みの詳しい説明などを書きたいと思います。
読んでいただいてありがとうございました。