ビリギャルよりビリから慶應を通信で卒業しました!-卒業までの勉強法書いていきます-

高校中退から高卒認定試験を受けて、慶應義塾大学の通信教育課程を卒業しました。 卒業まで5年間において自分が得た、経験や知識をブログに示していきたいと思います。

論文・レポート作成ストーリー⑴ 欅坂的論文作成小説 No.1今に見ていろ

欅坂的論文作成小説

ーNo.1 今に見ていろ

(読み終わるまで 約5分)

アイドルグループ欅坂46の握手会の会場近く、言い争う二人の男性がいる。

オタ君「欅坂で一番人気は平手ちゃんに決まってるだろ」

いかにもオタクといった格好をした男が言った。

彼の名は本木オタ。東京都出身21歳フリーター。
高校卒業後、欅坂46を応援するための資金を稼ぎたいから就職を希望。
割のいいバイトを転々として、現在はイベント派遣のバイトをしている。
給料は、生活費以外すべて欅坂46を応援するために使っている。
平手友梨奈欅坂46不動のセンターでオタ君の推しメンである。

ファン君「何言ってんねん!長濱ねる以外にありえんやろ!」

体の二倍はありそうな服を着た、ラッパーのような見た目の男が叫んでいる。

真米ファン、大阪府出身、20歳の大学2年生。
憧れの大学に合格したため上京。
しかし、受験勉強の反動で、大学に入ってから全く勉強をせず単位がやばい。
口は悪いが、根は優しい、とても熱い男。
欅坂46の応援はつい最近はじめた。
応援している長濱ねるは遅れて加入したメンバーだが、人気が急上昇している。

何やら、どっちの推しているメンバーが一番人気か争っているようだ。
二人ともだいぶ熱くなっている。

オタ君「だったら証拠見せてよ」

ファン君「そっちこそ見せろや」

すると、オタ君はニヤリとしていった。

オタ君「だって僕が一番可愛いって思うから。間違いなく一番人気だよ。ダントツ!」①

ファン君は呆れ顔になった。

ファン君「なめてんのか?お前の夢の中でせいぜい活躍させてやれ」

オタ君「じゃあ、そっちは何かあんの?」

ファン君「この前の握手会の時なあ、ねるの列がぶっちぎりで長かったわ。動かぬ証拠やろ」②

二人のやりとりが続く。

オタ君「僕5回行ってるけど、5回とも平手ちゃんのレーンが一番長かったよ」③

ファン君「はぁー?お前の夢の中の話やろ!」

オタ君「違うよ、現実、現実ーーー」

オタ君が小馬鹿にしたトーンで言った。

ファン君が眉間にしわを寄せ、オタ君に詰め寄った。

ファン君「ほな、何も言えんようにしたるわ。この前雑誌の記事でな、全国5000人のアンケートで、ねるが一番人気って書いてたわ。もう言い返すことできへんな」④

オタ君は黙り込んでしまった。
ファン君はバス停に向かい歩みを進めようとした。
その時、ハッとした表情でオタ君がいった。

オタ君「ちょっと待ってー。今思い出した。欅坂46総合プロデューサーの秋元さんは一番人気の子をセンターにするんだった。センターは一人で、平手ちゃんは常にセンターだよね?だったら、、、」⑤

オタ君はニヤニヤして、ファン君を見つめる。

ファン君「お前調子乗ってたら、ほんまに殴るぞ!」

オタ君「負け犬の遠吠えだね。早く帰らないとバスに乗り遅れちゃいますよー」

ファン君は今にも殴りかかりそうになっていた。
しかし、横にいたスーツ姿の青年に止められて何とかその場はおさまった。

オタ君「次は代々木のライブでねー」

オタ君は走り去っていった。

青年「まあまあ、殴っても何の得にもならないですよ」

ファン君「そうやな、ありがとう」

いかにも仕事ができそうな青年は、大手広告代理店に勤める25歳の会社員。
地方出身だが東京に出てきて、もう7年になる。
好きなことがあったので、大学院で研究を進めていたが、将来のことが心配になり昨年就職を決めた。

青年「でも、このままでいいんですか?」

ファン君「、、、、、、僕は嫌だ!」

青年「、、、、、、まあ、、、そのいきです。何とか、あのオタクさんに一泡吹かせてやりましょうよ」

ファン君「でも、あいつがいってること筋が通ってるからなあ」

青年「そうなんです。よく気づきましたね。筋が通ってるんですよ。論理的なんですよ!」

ファン君「論理的?意味わからんな」

青年「まあ、とりあえず、向こうより筋が通ったことを言えれば勝てますよね」

ファン君「そやな」

青年「じゃあ、論文書きましょう」

ファン君「はっ?何でやねん」

青年「論文っていうのは自分の主張を伝えるために書くものです。しかもそれが筋が通っている形にして」

ファン君「でも、そんな面倒くさいことせんでも今度会った時に、ガツンと言ったったらええねん」

青年「それは、危なっかしい計画です」

ファン君「、、、、、、」

青年「とりあえず、次会った時に何も言い返せないようにするためには準備が必要です」

ファン君「準備?」

青年「そうです。いろいろ調べて、それを整理して、筋が通っているようにする。その上で、長濱ねるさんが一番人気と主張しましょう」

ファン君「そうやな」

青年「論文をつくるとは、そういう作業の過程を文章にするんです」

ファン君「文章嫌いやわ。感想文とか大嫌いやったわ」

青年「まあまあそう言わずに。とりあえずちょっとだけでもやってみましょう」

ファン君「まあ、あいつに参ったって言わすためには仕方ないな」

青年「僕がフルサポートしますので」

ファン君「ほんまか!ありがとう!よろしくな」

青年「では明日、そこのカフェに18時にきてください」

ファン君「おう、分かった。また明日な」

こうして僕たちの戦争は始まった。


【レッスン1 何のために論文を書くのか】
論文は、文字通り論理的な文章です。
ある問題に対して、自分なりの主張を持って、それを論理的に説明していく構成になっています。
大学のレポートは論文の一部みたいなものです。
小論文は、論文をぎゅっと凝縮したものと言えます。
したがって、論文の書き方さえマスターすれば、大学入試の小論文や、学校で課されるレポートを書くことにも役立ちます。
大学によっては卒業論文を書くことが必須の場合もあります。
できるだけ早い段階で論文のように論理的な文章の書き方を知っている方がいいです。

論文をつくる目的は、自分の主張をみんなに納得してもらうことです。
そのために、さまざまな証拠を集めて、筋道が立った文章にしていきます。
何かを人に訴えたくても、単に自分がこう思うというだけでは、誰も納得はしてくれません。
今回の例で行くと①の自分が可愛いと思うからという理由だけでは誰も話を聞いてくれません。
いろいろ根拠となる事実を集めて、自分が主張することの理由を正当化していく必要があります。
④の雑誌のアンケートや⑤の筋の通った信頼性のある事実のようなものが論文の根拠として使える情報になります。
そのような、証拠をあつめて、筋道が通った文章にして説得していくことを論証といいます。

ある事柄について、問題を設定して、自分の主張を決めて、論証していく作業の過程をまとめて文章にしたのが論文です。

論文を書いたり、レポートをつくるためには、証拠が必要です。
まず本やネットでいろいろと調べて証拠を集めなくてはなりません。
そしてその証拠を整理したり、読解したりして、論文をつくる準備をしていきます。