ビリギャルよりビリから慶應を通信で卒業しました!-卒業までの勉強法書いていきます-

高校中退から高卒認定試験を受けて、慶應義塾大学の通信教育課程を卒業しました。 卒業まで5年間において自分が得た、経験や知識をブログに示していきたいと思います。

論文・レポート作成ストーリー⑸ 欅坂的論文作成小説 No.5夜明けの論文

欅坂的論文作成小説

ーNo.5夜明けの論文

(読み終わるまで 約5分)

ファン君は目を覚ました。

窓の外は、もう目が開けられないくらい明るくなっていた。

部屋を見渡すと、青年がパソコンに向かって、なにやら作業をしていた。

青年「おはようございます。よく寝ていましたね」

ファン君「あー、ごめんな。終電が無くなってしまって帰れんくて。だから寝さしてもらったで」

ファン君は申し訳なさそうに言った。

青年「ぜんぜん大丈夫ですよ。ちょうど今日は休みだったので。それより、いいところで起きてくれました。さっき出来上がったところなんです」

ファン君「そんな朝メシまでつくってもらって。ほんま悪いなあ」

青年は笑った。

青年「違いますよ。これです。みてください」

青年はパソコンの画面を指差した。
そこには長々とした文章が映し出されていた。

ファン君「なにができたん?」

青年「昨日言ってた、論文ですよ」

ファン君「えー、マジでか!自分でつくれって言ってたのに。ほんまありがとうな。ええ奴やなあ。あとで昼メシおごるな」

ファン君は青年の肩をたたきながら言った。

青年「文章つくるのとか嫌いではないんで」

ファン君「変な奴やなあ。まあ、でもほんまにありがとうな」

青年「では、ちょっと読んでもらってもいいですか」

ファン君はモニターをじっと見つめている。

(論文の例)
題名 現在の欅坂46の一番人気
所属 慶應義塾大学 文学部 真米ファン

序章
この論文は、現在の欅坂46における一番人気が誰なのかを明らかにすることを目的とする。
、、、、、、

第1章 欅坂46の一番人気に関する研究
(今まで他の人が研究したことをまとめる)
これまで、欅坂46では一番人気がセンターのポジションをつとめてきた。
一番人気をセンターに据えることについては、プロデューサーの秋元氏が著書『、、、』において、そうであると述べている。
欅坂46では、結成以来、常に平手がセンターであった。
したがって、平手友梨奈が一番人気であったと推測できる。
しかし、ここ半年くらいでその状況は変動してきているという研究がある。
音楽雑誌の編集長A氏は、そのことについて次のような研究結果を述べている。
「私が調べているところ、欅坂46の人気はここ半年で大きく変動している。雑誌の担当が調べたデータなどから推測すると一番人気の関してもおそらく変わっているだろう」
以上のような研究が現在までにおこなわれていた。
この論文では、欅坂46の一番人気が変動しているという先行研究を支持して、さらに一番人気が長濱ねるであると考えて、それを立証することを目的とする。
、、、、、、

第2章 最近の一番人気に関する考察
(自分が調べたことを書く)
、、、、、、

第3章 一番人気が長濱ねるである証明
(先行研究と自分が調べたことを合わせて、主張を納得してもらえるように説得していく)
、、、、、、

結論(まとめやこれからの課題を書く)
、、、、、、
以上の考察結果から欅坂46の一番人気は長長濱ねるであると考えることができる。

注(本文の補足説明などをかく)

参考文献(自分が利用した、本やネットの情報をかく)
秋元康『、、、』2018年 〇〇出版
◯◯新聞『』2018年5月5日
雑誌『』2018年 〇〇書店
公式サイト「」2018年5月5日参照
http://www.、、、、、


ファン君「おおー!すごいやん。めっちゃ説得力あるわ!論文にしたらすごいわかりやすいし、納得できるようになるな」

青年「でしょ」

ファン君「これやったら、絶対あのオタクも黙り込んでしまうやろな」

青年「あーー疲れたーー。でも完成した時は本当に気持ちいいですよ!」

青年は、体を伸ばしながら床に仰向けになった。

ファン君「ほな、昼メシいこか。腹減ったやろ?」

青年「たしかに、朝ごはんも食べてないですもんね」

ファン君「よっしゃ。おごるわ。何でもいいで!好きなものとかあるか」

青年「僕チャプチェが好きなんです」

青年は、微笑みながら、綺麗な目で言った。

ファン君「、、、、、、あの春雨のやつ好きなんか」

青年「はい、もとは透明感があるところがいいなあって思って」

ファン君「はっ?何の話しとんや。まあ、ええわ。ほな韓国料理食べにいこか」

青年「はい、行きましょう」

二人は部屋を出て、駅の近くを歩きながら韓国料理店を探した。

ファン君「この辺きれいやなあ」

青年「はい、最近高架下が新しくなって。都会はどんどん変わっていきますね」

青年は、少し遠くを見ながら言った。

ファン君「にいちゃんもどっかから出てきたんか」

青年「はい、田舎は高知で、海しか無いようなところでしたよ。ずっとこんな都会にいたらたまに思うんです。もう海に帰ろうかって」

(都会は日々変わってしまう。
しかし、海はいつでもそこにある。
自分も都会にいれば日々変わってしまっている。
本当の自分はどんな人間なのか)

そんなことを青年は考えていた。

ファン君「、、、、、、そうやな。まあ気持ちわかるわ」

しばらく無言で二人は歩いていた。

青年「あっ韓国料理屋発見!」

ファン君「ほんまや!入ろか」

青年「二人いいですか?」

店員「こちらの席どうぞ」

ファン君「とりあえず生ビール二つと、、、チャプチェやな」

青年は笑いながら頷く。

店員「かしこまりました」

すぐにビールが届いた。

青年「では、一応論文完成に乾杯ということで」

ファン君「おう、ありがとう。乾杯!」

二人が店に入ったのは午後2時だったが、出た時にはあたりは暗くなっていた。

青年「もう真っ暗ですね」

ファン君「飲み過ぎてしまったな」

二人とも顔を真っ赤にしている。

青年「では、来週にライブ会場で会いましょう。それまでにちゃんと今日渡した論文見直してくださいね」

ファン君「わかってるで!ほんまありがとうな!」

青年が、少しよろつきながら歩いて行った。

ファン君は、改札を抜け、ちょうど到着した電車に飛び込んだ。

ファン君(こんな、自分の素をさらけ出したん、東京出てきてはじめてかもな)

(いつもの人間関係の中では、どうしても体裁を気にして、ありのままの自分で人と付き合っていない)

ファン君は、そんなことを考えながら、電車の窓にうつる自分を見つめていた。

【レッスン5 論文の形にしよう】
論文は見た目が大事です。
形式が整っていないと、論文として評価してもらえません。
具体的には、次のような構成になっていることが最低限必要です。

題名
所属機関、名前等
序章(アブストラクト)
本論(少なくとも3章くらい)
結論(まとめ)

参考文献

題名は、論文の名前です。
今回の例でいうと「現在の欅坂46における一番人気」などとなります。
一目でどんな内容が書かれているかわかるようなタイトルがいいです。

次に、自分の所属する大学や学部、そして名前などを書きます。

そして序章では、論文の内容を大雑把でいいので説明します。
そして本論がどのような形で進んでいくのか紹介します。

本論は、まさに論文の本体です。
ここで今までの研究、自分が調べたことを説明していきます。
そして、主張したいことを、論理的に説明していくのが本論に書くことです。

結論では、論文で説明したことを、簡単にまとめて書きます。
序章で書いたことの繰り返しになりますが、さらに簡潔に書きます。

注とは、論文の中で説明が必要だけど、それをそこに書いてしまうと読みにくくなるので後で書く時に使う印のようなものです。
説明を加えたい部分に「⑴、⑵」などの記号を入れて、結論の後ろの部分でその記号に対応した説明文を書きます。
その文章を、どの本を参考にして書いたのかを表示する時に使う場合もあります。

参考文献には、本や論文、ネットの情報など、何を参考にして論文を書いたのかをみんなに知らせます。
書き方には決まりがあります。

論文はこのように、最低限の守らなければならない形式があります。
少し面倒ですが、読む人のためのマナーです。
お互い様なので、論文を書くときはきっちりと守りましょう。